• こもれびスタッフ

軽妙洒脱にあこがれて

最終更新: 2020年12月8日



 どうも皆さま、こんばんは。おさむうございますね。いえ、別にオサムくんを呼んでいるわけではなくて、「お寒くございます」の「く」がウ音便になっているだけです、はい。

 「先生も走るほど忙しい」(諸説あり)12月ではありますが、今年はこんな状況で特段の忘年会も望年会もないため例年になく暇で…と思いきや、なんだかんだ、仕事だったり仕事じゃなかったり、仕事なんだか仕事じゃないんだか線引きができないことだったりで忙しく、やっぱり年末というのは忙しくなるものですね。本当はこの記事は12月4日に公開されていないといけなかったところ、忙しい(のと寒いのとひもじいのと)ということを理由に先延ばしにしていたら、気づけば12月8日になっていました。記事の構想というかテーマ自体はそれなりに考えてあったのですが、いかんせん文章にするまでに時間がかかる。こりゃやばいとコンピューターに向かってみたが、きまぐれでOSのアップデートを始めてしまったらテキストエディタが使えなくなり、「え〜、これは原稿用紙を出してきて手で書くか…?」と半泣き状態になったりしながら、ようやく書き始めている次第です(この間に、OSのアップデートにより案の定いくつかのものが正常に動かなくなり、時間をかけてそれに対処しました…)。この場をお借りして、関係者の皆さまには遅れたことを深くお詫び申し上げる次第です。


 で、なんでこんな感じの文章を書いているかというと、先日、東江一紀氏のエッセイ集『ねみみにみみず』(2018年、作品社)を読んだからです。いやはや、なんとも軽妙洒脱な文章で、できもしないのについ真似したくなってしまったわけです。『ねみみにみみず』の直前に、氏の最後の訳業であったジョン・ウィリアムズ『ストーナー』(2014年、作品社)を読んだばかりで、訳文そのものからあとがきに至るまでじっくりと味わい、目頭を熱くした身でしたから、なおのこと感銘を受けてしまったのでした。あれ、結局なんだかいつもの文体に戻ってきてるぞ。


 さて、軽妙洒脱と言えば、です。記事を書くのが遅れに遅れたことで、ひとついいこともありました。先ほど日付が変わり(と言っても今は夜中の2時なので既に2時間前だ…)、12月8日になってからすぐ、何やらAmazon社からメールが届きました。「あら、何かの注文を確定したタイミングではないのに、なぜだろう」と思ってメールを開くと…


 「ご購入ありがとうございます。購入したKindle本はクラウドに保存され、「コンテンツと端末の管理」から確認できます。」


 そして、その下には、コンテンツ名。


 『元劣等生が褒められ好きの通訳・翻訳家になって考えたことーー軽妙洒脱!「舞台芸術通訳」の裏側と「ことば」の魅惑 EJ新書 (アルク ソクデジBOOKS) Kindle版』


 そうなのです。翻訳家・通訳として五臓六腑、じゃない、八面六臂の活躍をされている平野暁人氏、人呼んでぴらの先生のご著書が配信されてきたのです。いや〜、予約しておくと自動的に配信されるって便利ですね。

 書影を見ると、帯に当たる部分(電子書籍でもちゃんと帯がある!)に、先ほどのコンテンツ名にも含まれていた「軽妙洒脱!「舞台芸術通訳」の裏側と「ことば」の魅惑」という文言が書いてあります。そう、ENGLISH JOURNAL ONLINEでの連載を読みの方はご存じと思いますが、ぴらの先生の文章もまさに軽妙洒脱なのです。

 「東江一紀氏のエッセイを読んで、軽妙洒脱さに憧れたよ!あ、軽妙洒脱と言えば、近々平野暁人氏の書籍が発売されるから、ぜひみなさんお求めを!語学塾こもれびの塾長・志村も推薦文を寄せていま〜す!」という記事にしようと思っていたところが、記事を公開する前に配信日がやって来てしまいました。


 本文は連載をベースにしつつ、「はじめに」と「おわりに」は購入者しか読めないお楽しみ。ついでに言うと、第11章も書き下ろし。全体として、あまりの面白さに笑いの涙を流しながら読んでいたら、気づけばそれが、深く感じ入ったことによる涙に変わっている、という、さながらジェットコースターのような仕上がりです。私、ちゃんとしたジェットコースターに乗ったことってたぶんないんですが。

 ところでこの「ジェットコースター」タイプがどうやら私は非常に好きなようでして、ある意味東江氏もそうでしょうし、私が敬愛するとある女性アーティストも、例えばかつて2時間のラジオ番組で1時間50分はゲラゲラ笑っているのだけれど、最後の10分だけはものすごく真面目なトーンで語る、という放送をしていたようでした(またラジオやってくれないかなぁ)。


 ちょっと話が逸れてしまいました。そんなわけで、ぴらの先生のご著書、ぜひどんどんダウンロードをば。販売ページのURLも載せておきますからね(実は先ほどの書名にもリンクを埋め込んでおいたのですが)。アフィリエイトなどではないので、安心して飛んでください。ぜひたくさん売れて、「第2弾があったら語る」と予告されている話が書かれるのを心待ちにしています。

https://www.amazon.co.jp/dp/B08P2HZVCH/


 ぴらの先生、もとい平野氏のTwitterを見たら、12月13日(日)16時から刊行記念のツイキャスライブをされるとのこと。それにあたってアンケートをされているようです。

https://twitter.com/aki_traducteur/status/1335506900461342720


* * *


 もうひとつお知らせです。

 12月19日(土)14時〜は、語学塾こもれびにて、こもれびよりVol.14「音楽から言葉へ〜たゆたう漸近線〜」が開催されます。

 「え、漸近線がたゆたうっておかしくない???」と思ったそこのあなた、鋭い。でも大丈夫、ちゃんとそのことはわかった上でのタイトルです!!(でしたよね…?)

 色々あった2020年ではございましたが、年の締めくくりにひとつ、音楽と言葉の調べに耳を傾けてみては…と書くとなんだか演奏会へのお誘いのようになってしまいますが、そういえば「こもれびよりはライブ(コンサート)みたいなもの」といつか誰かが言っていたと記憶しているので、あながち間違いではないかもしれません。こちらもぜひ。

 お申し込みは、下記Peatix経由、もしくはgogakujuku.commorebi@gmail.comまでどうぞ。

https://peatix.com/event/1727348/


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 お知らせ以外にも、「最近、「古典語勉強会/KotenGo」という勉強会を始めましてね、そこで源氏物語を読み始めたんですが、手元にウェイリー訳とサイデンスティッカー訳がありまして、両者の翻訳を比べると…」という、翻訳についてのお話を書くつもりでいたのですが、気づけばもう3時になってしまいました。その件はまたいずれ。

 「古典語勉強会/KotenGo」については、以下にnoteの記事のURLを貼っておきます。noteの担当は私(発起人1)ではなく、尊敬する友人でもあるところの「発起人2」氏が書いています。彼の文章もまた、とても良いものです(身内だけどおおっぴらに褒めちゃう)。

https://note.com/kotengo_study/n/n62c8bd897804


 それでは、また次回。おやすみなさい。

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