- こもれびスタッフ
「見えるもの、聞こえるもの、伝えたいこと」
こんにちは、田邉です。
たまにここで「こんにちは」って言う時に迷うんですよね。
時間に関係ない挨拶としての「こんにちは」なのかもしれないですけど、なんだか。
「おはよう、こんにちは、こんばんは!」
って早口気味に3連挨拶をするわけにもいかないし…
と、思ったのですが
なんとこれを一気に伝える方法を編み出し、実践されている方がいらっしゃるんですよね~。
Youtubeでゲーム実況をされている「弟者」さんという方。
この方によって編み出されたフレーズ
「おはこんばんにちは」
(※ちなみに「アウトラスト」シリーズの実況が特に好きです。)
みなさんももしご興味があればみてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=4_tcyjFZIKY
さてさて本題ですけれど、
最近特に考えることの多い「想像力」についてちょっと書いてみます。
これは”空想する力”という意味での想像よりは、
”予想する力”や”補う力”の方が近いのかもしれません。
何かを文字や音で認識する時、「その単語や音声」自体に大方頼るしかないのかもしれないのですけれど、
もっとその中心にある、奥にある、
その人が伝えたがっている根源や見ている景色に心を傾けて想像することが大切なのかなと思っています。
なぜなら、たくさん言葉を尽くしても、伝えたい考え・気持ちそのものを相手にぽっと同期させることは出来ないからです。
是非は置いといて、これは”こころのbluetooth”があればまた変わったのかもしれないんですけれどね。
ひとえに「悲しい」といっても、
悲しいと感じるまでのバックグラウンドや、
悲しさを感じた理由やタイミング、
その人自身の「その悲しい出来事」に対する受け取り方など
すべてを踏まえた上での「悲しい」なのです。
こんなこともありませんか?
人に、自分が感動したことを伝える時、うまく伝えられないってこと。
感動するまでのストーリー込みだし、
人それぞれ感動するツボも同じでは無いのです。
それを時間が経った上にほかの人に伝えるのです。
そういった意味では、「文字・音」そのものももちろん大切なのですが、
「伝えたい内容」「伝えたいという気持ち」に寄り添うことの方が
大切なのかもしれないのかなと思っているこの頃です。
どうしてこんな話をしたのかと言うと、今日は絵本を使って授業をしたからです。
こもれびにたった一冊だけある、絵本。
絵本は「絵」と「文」で構成されていて、
往々にしてページ数も少なく全体として情報量は少ないのです。
この情報量の少なさが、かえっていいのかなって思います。
いいんです、想像を働かせるのなんて絵本を読まなくたって出来るんです。日頃から。
でも、普段たくさんの情報に(無意識に)触れていると、
一旦立ち止まって自分の頭で想像することも少なくなってくる気がします。
だけど、絵本のように情報が少ないと、予想しようとします。補おうとします。
読むのも、聴くのも
文字・音声自体への慣れや知識も大切ですが、
こちらの”向き合い方”や”寄り添い方”として「想像力」はきっと大切なんだろうと思いました。
「絵本は大切なことを伝えてくれる」って聞いたことがありますが、
もしかしたら、「絵本は色々なことに気づこうとさせてくれる」のかもしれません。
そして、気づいたものがその人にとって大切な何かに思えたのかもしれません。
あ、ここでひとつ告知を。
来たる2月23日(土)14:00-16:00
こもれびでの隔月開催定期イベント「こもれびより」を行います。
今回はその第五回。テーマは「言葉の形」。

参加申し込みはこちら→gogakujuku.commorebi@gmail.com
もしいいなと思ってくださったかたは、メールくださったら嬉しいです。
田邉
絵本は「ブタノくんのほしみがき」(にっけん教育出版社(2002)/小沢正 作・にしかわおさむ 絵)です。
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こもれびの田邉です。 こんにちは。 日頃考えていることがあり、今日はちょうどブログが自分の担当なので いい機会だと思い1つ言いたいことがあります。 ずばり、 学校における科目としての「英語」は、 名前を変えてしまえば良いのではないでしょうか。 大学入試では英語だけ入試の配点が高いことがあったり、 英語が出来ればなんとなくすごいと言われたり、 電車の車内広告には英語力向上のチラシが貼ってあり、 英語