• こもれびスタッフ

「何かがあるから」ではなく、「何かが起こりそうだから」集まる場所



こんにちは。こもれび塾生の秋本です。つい先日年が明けたと思っていたら、気づけばもう1月も最終週。小学生の時、校長先生が全校集会で「『い』ってしまう『い』ちがつ、『に』げてしまう『に』がつ、『さ』ってしまう『さ』んがつ、というように、三学期はあっという間に過ぎてしまいます。ですから、これまで以上に毎日を大切に過ごしましょう」というお話をされていたのを、今でも覚えています。


さて、こもれびのWebサイトやTwitterでもお知らせがあったところですが、先日、こもれびに言語学者の黒田龍之助先生が来てくださいました。


(以下、Wikipediaにおける黒田先生の項です。)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E7%94%B0%E9%BE%8D%E4%B9%8B%E5%8A%A9


私と黒田先生との出会いはそれなりに古く…と言っても、私が先生の著書を読んだ、というだけのことなのですが、とにかく10年以上前に『はじめての言語学』(講談社)を拝読したのが先生との出会い。

それ以来、すっかり先生のファンだったのですが、まさかこのような形でお会いできるとは、夢にも思わず…。そもそもは、黒田先生と志村さんがお知り合いであることから、今回のご来訪と相成ったのでした。


ご著書から窺い知れる先生は、ことばを愛し、ことばに情熱を注ぐ人を愛するお方。実際にお会いしてみたところ、まさにその通りの素敵なお人柄です。

先生は大学で教鞭を執っていらっしゃいますが、研究室に籠って寡黙に研究をされているのではありません。それどころか、ご著書でも書かれているように、研究室にはいつもたくさんの学生さんが集い、楽しくそして真剣に、ことばについて語り合っているご様子。きっと、とても心地良く、知的興奮に満ちた空間なのでしょう。


私自身のことを振り返ってみると、大学においてゼミナール形式で学びを深めた経験がなく、黒田先生の研究室のような空間に対してある種の憧れを抱いていました。大学を卒業してからも、なんとなく心のどこかでそのような「真剣になれる場」を求めていたような気もします。


そんなこんなで大学卒業してから6年ほど経ったある日、ひょんなことからこもれびに出会ったのです。


その日のことは、忘れないようにしっかりと書き留めてあります。今だともう少し「上手い」書き方ができる気もしますが、それはさておき、その時に感じた興奮がそのままパッケージングされています。

https://note.mu/task_akimoto/n/n8954ad460518


今にして思うと、この日の私はたぶん、こもれびという空間を、大学生の頃から憧れていた「楽しくそして真剣に、ことばについて語り合う」場所だと認識したのだと思います。

何よりも深く感じ入ったのは「真剣に」というところ。それまでの日々では行き所を見つけられなかった私の真剣さでしたが、ここでなら真剣なことを真剣なまま語っても大丈夫、という安心感を覚えました。


それからまた月日が流れ、半年以上が経過した今、黒田先生がこもれびにいらっしゃったことをきっかけに当時のことを思い出しているわけです。


後日、お越しいただいたお礼を申し述べた折、黒田先生はこんなことをおっしゃっていました。


「かつて、あるロシア人が私の研究室のことを『ここに何かがあるから人が集まるのではない。何かが起こりそうだから集まるのだ』と評したことがありました。これは、こもれびにも当てはまることですね。」


まったく同感です。


「受験対策をしない塾」かつ「ネイティブのいない語学学校」であるこもれびは、「ここに通えば必ず志望校に合格する、もしくは仏検○級に合格する」というところではありません。ここは、一見遠回りだけれども実は一番大切な「自分の頭で考えて、自分のことばで語る」ことを重視し、教える側も教わる側もともにそれを実践する場です。言い換えれば、「志望校合格も仏検合格も最終的にはあなた次第。塾では、『ことば』をきっかけにして様々なことを一緒に考える中で、『考える楽しさ』を味わいましょう」ということでしょう。自分の頭で考えることができるようになれば、合格までの道のりをどのように進めばよいかは朧気ながらでも見えてくるはずですから。


(あれ、気づけばこもれびの広告のようになってしまいましたね…。)


ともあれ、一人の生徒である私も、まさに「何かが起こりそう」というワクワク感をもってこもれびに通っています。そして事実、こもれびという場において、何人もの魅力的な方々との出会いを経験し、そこからさらに、化学反応的に楽しいことが起こっている今日この頃なのです。黒田先生との出会いはその筆頭ですし、一緒の空間で学んでいる中学生の皆さんからも様々な刺激をいただいています。


さて、元号も改まる2019年。今年はどんなことが起こるでしょうか。「考える」という姿勢を忘れず、一方ではその時々の状況を楽しみながら生きていきたいと思う次第です。


本格的に寒くなり、インフルエンザも流行っているようです。気をつけるにしても限界があるかもしれませんが、何とかしてこの冬を乗り切りたいですね。


それではまた来月お会いしましょう。



秋本 佑


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開校時間

火~金 16:00~21:30

所在地

〒185-0012 東京都国分寺市本町2-22-2第一鴨下ビル201

代表者

田邉 優

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